2004年8月22日日曜日

長崎へ


土日は長崎旅行。
朝早く長崎行きの飛行機に乗って、10時頃長崎空港に着く。長崎空港から長崎市内までは結構離れている。
バスで長崎駅に着いたのは11時過ぎ。

まずは、腹ごしらえ。路面電車に乗り、中華街へ。
やっぱり、長崎といえば、長崎ちゃんぽん、皿うどんでしょう。江山楼の上皿うどんを食べる。
この江山楼は、映画解夏のシーンで使われたところだ。うん、うまい。

そして、出島を見て、亀山社中を見に行く。亀山社中は、慶応元年(1865)坂本龍馬が組織した日本最初のカンパニーといわれる結社で、日本最初の商社。三菱商事、日本郵船は亀山社中が元である。

その後、映画で、隆之の姉の嫁ぎ先「小川凧店」(実際は、長崎凧の資料館)を経て、興福寺へ行く。
興福寺はインゲン豆で有名な隠元禅師が建てたお寺。映画では、さるすべりの花のシーンで出てくるところ。
ちなみに長崎には、このようにいろいろな物の発祥/伝来の地がたくさんある。
長崎 興福寺 さるすべり












次に、めがね橋へ。めがね橋の近くにある「花ござ」という茶屋&Barの抹茶、寒ざらしがおいしい。暑い夏にはぴったりだ。
めがね橋












そして、グラバー園へ行く。
グラバー園は、トーマス・ブレーク・グラバー、ロバート・ネール・ウォーカー等々日本の近代化に貢献した人たちの邸宅があるところ。
グラバーさんは、グラバー商会で坂本龍馬達に銃や艦船等を販売し、莫大な利益を上げた人。妻はツル。
で、その妻のツルさんは、プッチーニの歌劇「マダム・バタフライ(蝶々夫人)」のモデルではないかと言われている。
晩年は三菱の顧問として余生を送ったとのこと。
ウォーカーさんは、グラバーとともにキリンビールの前身である「ジャパン・ブルワリ・カンパニー」を設立。
キリンビールの麒麟はこの写真の狛犬がモデル。髭はグラバーの髭がモデル。
グラバー邸 キリン
グラバー園からの綺麗な夜景を眺めながら1日目が終わる。













2日目は、朝からクルージング。クルージングは、三菱の造船や海から見た長崎が見れる、たしか。。。途中で寝てしまった...
船から下りて近くにある出島ワーフで、長崎名物トルコライスを食べる。トルコライスは、別にトルコの料理ではない。長崎の料理だ。

その後、平和公園を見て、最後の観光地、聖福寺へ。
聖福寺は、映画では隆之を追って長崎にやって来た陽子と再開した場所。そして林老人に解夏を説かれる場所
聖福寺
長崎は、とにかく坂、坂、坂。
でも、この大変さが逆に目的地へ着いた時の達成感となり、目的地から見た時の景色をより一層美しいものにする。
和華蘭の地は歴史的な背景から見てもかなり複雑な経緯を遂げているが、日本を語る上に必要な様々な文化の発祥/伝来の地であり、それ故に訪れた者の知識心をくすぐり、これまた一層美しいものにしている。


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